家族の防災・備蓄

夫婦2人、赤ちゃんや子供連れ、介護中の祖父母など家族の人数が増えれば増えるほど防災の備蓄の量は増えてきます。また被災の直後にどうやって家族同士の連絡を取り合うかなどを話し合っておく必要があります。

家族と話し合うべき内容

地震は家族がバラバラになっている時に起こる場合もあります。その際お互いの安否をどうやって知るか、子供を残して両親ともに不幸にも行方不明や亡くなってしまった場合なども想定して話し合っておく必要があります。

地震直後は通信障害が起こり電話がつながらなくなったりします。またみんなが一斉に被災地に連絡をとろうとするために、つながりにくくもなります。

普段から地震が起こった時のことを話し合っていれば、もしもの時にどのような行動にでればいいか少しでもパニックを抑えることができます。

 

どこに避難するのか?

平日ならほとんどが学校や職場、自宅から近い避難所に避難をすることになります。しかし、週末の外出中や旅行中などは家族が今どこにいるのか見当がつきにくくなります。

またもし自宅に帰ってきたものの倒壊していて中に入ることが出来なくなっていた場合「そういえば地震があったら〇〇に避難すると言っていたな」と考え避難所で再会することもできます。

 

安否確認の方法

スマホがつながらなくなり、連絡がとれない場合は171を使いましょう。一度練習をしておくことでスムーズに使えることもでき、覚えておくことができます。

万が一の対応方法

考えたくはありませんが万が一、地震や津波で両親が行方不明になったり亡くなってしまった場合。残された家族はどうやって生きていけばいいのか不安でたまらなくなります。

念のため、お金のある場所や今後は誰を頼っていくべきかなど親が亡くなった後のことなど現実的な話をしておくことも大切。

 

備蓄や防災グッズについて

さきほどにもあった通り、いつでも家族がそろっているわけではありません。防災グッズを置いてある場所や使い方などを家族みんなに共有しておく必要があります。

また、地震直後や余震があったとき簡易的な防災グッズをもって出かけることが必要です。お母さん一人が全部準備して持っている、だとはぐれた家族は丸腰で被災することになってしまいます。

家族で必要な備蓄量は?

夫婦2人、赤ちゃんや幼児連れ、2世帯家族など人数によって備蓄や防災グッズの量はかわってきます。日本では単独世帯に次いで多い、夫婦と子供2人という4人家族の例であげてみましょう。

◆ 避難所生活3日分の場合

◆ 自宅待機3日分の場合

備蓄しておくと助かる食料

ライフラインはいつ通る?

過去の震災を見てみると、1番早く復旧したのが電気。その次に水、ガスとなっています。早いといっても東日本大震災の時は1週間近くかかりました。猛暑の場合1週間近くエアコンや扇風機なしの生活を送ることになります。

水やガスは買いだめができますが、電気だけはそうはいきません。

今後はソーラー充電できるものが需要高くなっていくかと思います。